障害者の出会いと性

性の介護

性に関する行為や振る舞いというものは、本来配偶者や恋人といった非常に親しい間柄や、性風俗産業のような表からは見えない隔離された中で行われる行為で、それをおおっぴらに表に出すことはほとんどありません。
上記のようなことが自力で出来ない重度の障害を持つ人に対して必要なのが性の介護なのですが、現在では仕方なく提供される介助であり、必要悪的な存在となっています。
性の介護は性的な欲求を満たすためだけのものでもありませんし、一部の特殊な世界での出来事でもありません。
世間から隠れるようにこそこそと行うようなものではないのです。
障害を抱えている人が性的な欲求を持つことは人として当然のことであり、汚くも恥ずかしくもありません。
人として当然のことを当たり前の方法でケア出来る環境が必要になります。
また、現在高齢化が進んでおり、晩年に病気や障害を抱えるケースが増えています。
それは障害の問題が限られた一部の人、自分とは関係のない世界の人の問題ではなく、将来の自分自身の問題であり、社会全体の問題ではないでしょうか。
この問題から目を背けたり、反社会的な性風俗産業などに押しつけたところで解決はしないでしょう。
障害者の性に関する問題を一部の人の特殊な問題としてではなく、自分自信、社会全体の問題として捉え、全ての人の尊厳と自立を守るために性ケアの社会性を確立することが最優先事項でしょう。

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